鼻はベタつく。でも冬になると頬が乾燥する。
「結局、自分は脂性肌なのか、乾燥肌なのか?」
スキンケアを始めたばかりなら、こんなふうに肌質の名前から迷うこともあると思います。
私自身、自分の肌を「混合肌です」とはっきり断定しているわけではありません。
現在の私の場合、普段は顔全体に乾燥感を覚えることはほとんどなく、むしろ夕方になると鼻だけでなく頬にもベタつきを感じます。
一方、冬になると眉間や頬が少し乾燥し、軽く粉を吹くように感じることがあります。
さらに今回、家庭用スキンチェッカーを使って鼻と右頬を3日間測定してみました。
すると夕方の油分表示(3日平均)は、
鼻37.0%、右頬34.3%。
私が感じていたとおり、鼻だけでなく頬も夕方には油分表示が高くなっていました。
つまり私の場合、
- 普段は乾燥をほとんど感じない
- 夕方は鼻と頬にベタつきを感じる
- 冬は眉間や頬が軽く粉を吹くことがある
- 3日間の測定でも、夕方は鼻だけでなく右頬の油分表示も高くなった
という状態です。
2020年冬頃まで、私は本格的なスキンケアをほとんどしていませんでした。
5年以上続けた現在思うのは、「自分は脂性肌」「自分は乾燥肌」と最初から一つに決めるより、そのときの自分の肌を見るほうが分かりやすいということです。
この記事では、混合肌について難しく分類するのではなく、
- 鼻や頬のベタつきと乾燥をどう考えるか
- 実際に鼻と右頬を3日間測って分かったこと
- 50代男性がまず見直したい洗顔と保湿
- 私が現在実際にやっているスキンケア
を、スキンケア初心者だった50代男性の立場から紹介します。
※記事内の水分・油分表示は、家庭用スキンチェッカーによる筆者個人の参考値です。肌質の診断や、使用している化粧品の効果を科学的・医学的に検証したものではありません。
鼻はベタつくのに頬が乾くなら、顔全体を一括りにしなくていい
一般に「Tゾーン」と呼ばれる額から鼻にかけては皮脂が気になりやすく、頬などでは乾燥を感じることがあります。
花王の男性肌についての解説でも、男性はTゾーンがベタつきやすい傾向がある一方、シェービングの仕方によっては頬からあごにかけてのUゾーンが乾燥しやすくなると説明されています。
出典▶花王「男性の肌の特徴」
だから、
鼻がベタつく=顔全体が脂性肌
とは限りません。
逆に、冬に頬が乾燥したからといって、一年中ずっと乾燥肌とも限らないと思います。
実際、現在の私は夕方になると鼻だけでなく頬もベタつきます。
ところが冬になると、眉間や頬に軽く粉を吹くような乾燥を感じることがあります。
そのため現在は、
「自分は何肌なのか?」
と名前を決めることより、
「今の鼻と頬はどうなっているのか?」
を見るようにしています。

実際に鼻と右頬を3日間測ってみた
自分では、
「夕方になると鼻も頬もベタつく」
と感じています。
では、実際に測ってみたらどうなのか。
今回は家庭用の綺麗堂 美ルル スキンチェッカー KRD1042Nを使い、鼻右側と右頬を3日間測定しました。
測定条件
測定したタイミングは次の3回です。
- 朝の洗顔・スキンケア前
- 朝のスキンケア30分後
- 夕方16~18時頃
測定部位は、
鼻右側+右頬
で固定しました。
数値は3日間測定した結果の平均です。
鼻と右頬の3日間平均
| 測定タイミング | 鼻 水分表示 | 鼻 油分表示 | 右頬 水分表示 | 右頬 油分表示 |
|---|---|---|---|---|
| 朝・洗顔前 | 48.0% | 18.3% | 47.7% | 20.0% |
| スキンケア30分後 | 37.0% | 34.0% | 39.3% | 30.0% |
| 夕方16~18時 | 34.0% | 37.0% | 36.7% | 34.3% |
※家庭用スキンチェッカーによる筆者個人の参考値です。肌質の診断や商品の効果を検証したものではありません。
測ってみると「鼻だけベタつく」という結果ではなかった
私が特に注目したのは油分表示です。
朝・洗顔前は、
鼻18.3%/右頬20.0%。
この時点では、鼻のほうが油分表示が高いわけではありませんでした。
夕方になると、
鼻37.0%/右頬34.3%。
今回の3日間では、鼻だけでなく右頬も朝より高い油分表示になりました。
これは、
「夕方になると鼻も頬もベタつく」
という現在の自分の感覚とは、少なくとも方向として一致しています。
逆に今回の測定では、
「鼻は油分が多いけれど、頬はずっと乾燥している」
という単純な結果にはなりませんでした。
だからこそ、測ってみてよかったと思っています。
「混合肌の記事を書くから、鼻の油分は高く、頬は低くなるはず」
と最初から決めていたら、実際の自分の肌を見ていることになりません。
私は現在、自分を典型的な混合肌だと断定するより、
時間や季節によってベタつきや乾燥の感じ方が変わる肌
として見ています。
スキンケア30分後の数値は効果判定に使わない
もう一つ気になるのが、スキンケア30分後です。
鼻では、
水分48.0% → 37.0%
油分18.3% → 34.0%
右頬では、
水分47.7% → 39.3%
油分20.0% → 30.0%
となっています。
数字だけ見ると、
「スキンケアをしたら水分が下がって、油分が上がった」
ようにも見えます。
しかし、私はそう判断していません。
化粧品を使用した後の肌表面を家庭用機器で測った数値であり、今回の測定だけではなぜ表示が変化したのかまでは分からないからです。
そのため、
「使っている化粧品によって水分が減った」
「クリームによって油分が○%増えた」
といった効果判定には使いません。
今回分かったのは、あくまで、
私の肌を同じ方法で3日間測ったところ、このような表示になった
というところまでです。

「家庭用スキンチェッカーによる筆者個人の参考値。肌質の診断や商品の効果を検証したものではありません。」
50代男性は「皮脂があるから乾燥していない」と単純には考えない
50代男性の肌について調べると、皮脂だけで肌状態を判断するのは単純すぎることが分かります。
2020年に日本化粧品技術者会誌へ掲載された研究では、20代と50代の日本人男性を対象に、顔面皮膚や皮脂、乾燥、髭剃り習慣、スキンケアなどが調査されています。
出典▶日本化粧品技術者会誌「20代と50代の日本人男性の肌調査」】
難しいところまで覚える必要はありません。
私のような初心者なら、
「ベタつく=乾燥とは無関係」と決めつけない
くらいに考えておけばいいと思います。
私自身、現在は普段の生活で顔全体の乾燥をほとんど感じません。
自分では、洗顔後に化粧水やクリームを使う習慣ができ、乾燥を感じる前にスキンケアしていることも関係しているのかなと思っています。
ただ、本当のところは分かりません。
スキンケアだけが理由だと確認したわけではないので、
「保湿を始めたから乾燥しなくなった」
とは断定しません。
一方で、冬になると眉間や頬が軽く粉を吹くように感じることがあります。
だから現在は、一度決めた肌タイプを一年中当てはめるのではなく、そのときの肌を見るようにしています。
鼻がベタつくから「もっと落とそう」と考えたことはある
私が以前から気になっていた場所の一つが鼻と小鼻です。
黒い点々や茶色っぽく見える部分が気になり、
- 角栓を押し出す
- 鼻用毛穴パックを使う
- スクラブを使う
といったことまでやりました。
角栓を押し出した後に赤みや痛みが出た経験もあります。
そのため現在は、
「鼻が気になる=もっと強く落とせばいい」
とは考えなくなりました。
今は角栓を押し出したり、毛穴パックで無理に取ったりせず、普段の洗顔と保湿を続けています。
これで黒ずみが改善したなどと因果関係まで断定するつもりはありません。
鼻の黒ずみについては別の記事で詳しく書いているので、ここではこれ以上広げません。
関連記事▶鼻・小鼻の黒ずみが気になる方は、以前やっていた失敗もこちらで詳しく書いています。
50代男性の混合肌で私ならまず3つ見直す
スキンケア初心者だった頃の自分に伝えるなら、いきなり「混合肌用」の化粧品を探す前に、まず次の3つを確認します。
1.ベタつく部分を気にして洗いすぎていないか
顔がベタつくと、
「もっとしっかり洗ったほうがいい」
と思いがちです。
私も以前は鼻が気になれば、押し出したりスクラブを使ったりしていました。
現在は洗顔料を泡立てて洗っています。
使っているのはオルビス ミスター フォーミングウォッシュです。
ただし、
「混合肌ならこの洗顔料が正解」
という意味ではありません。
私自身が5年以上使っていて、現在の生活の中で続けている洗顔料というだけです。
ベタつきが気になるからといって、強くこすったり気になる部分を何度も触ったりしない。
私はまずそこから見直します。
関連記事▶私が5年以上使っている洗顔料の使用感はこちらで詳しくレビューしています。
2.ベタつくからといって保湿を全部やめていないか
スキンケアをほとんどしていなかった頃の私なら、
「ベタつく顔に、さらに何か塗るの?」
と思っていたはずです。
でも現在は、洗顔後に化粧水やクリームなどを使っています。
ここで、以前の記事内容からはっきり訂正しておきたいことがあります。
私は、
「鼻は少なめ、頬は多め」
のように、場所によって意識的に使用量を変えていません。
一度手に取ったものを基本的に顔全体へ塗り広げています。
そのうえで、
- 目尻の小じわ付近
- おでこ
- ほうれい線付近
は少し念入りになじませています。
混合肌向けの情報では、Tゾーンと頬で量を調整する方法を見かけることもあります。
でも、少なくとも私はそこまで細かく使い分けていません。
初心者なら最初から複雑に考えすぎず、
まず洗顔後の保湿を習慣にする
という始め方でもいいと思います。

3.「俺は脂性肌」「俺は乾燥肌」と決めつけていないか
これがこの記事で一番伝えたいことです。
現在の私は、
普段は乾燥をほぼ感じない。
夕方になると鼻も頬もベタつく。
冬になると眉間や頬が乾燥することがある。
さらに今回測ってみても、夕方の油分表示は、
鼻37.0%/右頬34.3%
でした。
だから今のところ、
「私は典型的な混合肌です」
とは言い切りません。
夕方にベタつくなら、その状態を見る。
冬に粉を吹くなら、その状態を見る。
そのくらいで考えています。
スキンケア初心者なら、肌質の名前を完璧に当てることより、実際の自分の肌がいつ、どこで、どう感じるのかを見るほうが分かりやすいと思います。
私が現在続けているのは特別な「混合肌ケア」ではない
現在の基本的なスキンケアはシンプルです。
朝は、
洗顔 → 化粧水 → クリーム
で約3分。
夜は、
入浴中に洗顔 → 化粧水 → 乳液 → クリーム
で約5分です。
現在使っているのは、
- オルビス ミスター フォーミングウォッシュ
- オルビス ミスター エッセンスローション
- オルビス ミスター モイスチャライジングクリーム
- 夜はエリクシール リフトモイスト エマルジョン
です。
これは、
「混合肌にはこの組み合わせが正解」
という意味ではありません。
私が実際に使いながら現在まで残ってきた組み合わせです。
2020年冬頃までは、夜は風呂で顔をお湯で流し、朝は水洗い程度でした。
そこから少しずつスキンケアを続け、現在の形になりました。
初心者だった自分に、
「混合肌なら最初から全部揃えろ」
とは言いません。
まずは無理なく続けられる範囲からでいいと思っています。

混合肌だから高い化粧品が必要とは思わない
「50代」
「混合肌」
「乾燥」
「テカリ」
こうした言葉で検索すると、いろいろな化粧品が出てきます。
でも、スキンケア初心者だった自分なら、いきなり何種類もの商品を買うことは勧めません。
私は5年以上続けていますが、今でも美容の専門家ではありません。
だからこそ、
まず洗う。
洗った後に保湿する。
自分の肌を見る。
このくらいからでいいと思っています。
高い商品をたくさん使うことより、自分が無理なく続けられる方法を見つける。
私にはそのやり方が合っていました。
赤み・かゆみ・痛みが続くなら「混合肌だから」で済ませない
ベタつきや多少の乾燥とは別に、
- 赤み
- 強いかゆみ
- 痛み
- 湿疹
- 強い刺激が続く
といった状態がある場合は、「混合肌だから」と自己判断して化粧品を増やさないほうがいいと思います。
私自身、化粧水やアフターシェーブを使った直後、頬付近にヒリヒリ・ピリピリする刺激を感じた経験があります。
そのときは赤みは出ず、刺激もすぐ収まりました。
症状が強い場合や続く場合は、スキンケア記事だけで判断せず、皮膚科など医療機関への相談も検討してください。
関連記事▶化粧水などで頬がヒリついた経験についてはこちらの記事で詳しく書いています。
50代男性の混合肌についてよくある質問
鼻だけベタつけば混合肌ですか?
鼻がベタつくだけで、自分を混合肌と決める必要はないと思います。
一般にはTゾーンはベタつく一方、頬などは乾燥するといったように、部位によって状態が異なる場合に「混合肌」という言葉が使われます。
私自身も夕方には鼻だけでなく頬までベタつきます。
今回の3日間の測定でも、夕方の油分表示は鼻37.0%、右頬34.3%でした。
まず鼻だけでなく、頬や口まわりも一緒に見てみるのがいいと思います。
混合肌でも保湿したほうがいいですか?
私は現在、夕方にベタつきを感じる日でも、朝の洗顔後には化粧水とクリームを使っています。
花王も男性のスキンケアでは、TゾーンのベタつきとUゾーンの乾燥という特徴を踏まえ、洗顔と保湿を重要なケアとして紹介しています。
ただし、どんな商品や量が自分に合うかは人によって違います。
「ベタつくから何も塗らない」と極端に考えるより、自分の肌状態を見ながら考えるほうがいいと思います。
まとめ|測ってみても、私の肌は単純な「鼻は脂・頬は乾燥」ではなかった
現在の私は、自分をはっきり「混合肌」と決めているわけではありません。
普段は顔全体の乾燥をほとんど感じず、夕方になると鼻も頬もベタつきます。
一方、冬になると眉間や頬が軽く粉を吹くように乾燥することがあります。
そして今回、鼻右側と右頬を3日間測定してみると、夕方の油分表示は、
鼻37.0%/右頬34.3%。
「鼻だけが脂っぽく、頬は乾燥している」という単純な結果にはなりませんでした。
だから私は、
「自分は脂性肌だから」
「自分は乾燥肌だから」
「自分は混合肌だから」
と名前だけでスキンケアを決めるより、
今の自分の肌がどうなっているかを見る
ようにしています。
鼻と頬で化粧水やクリームの量も細かく変えていません。
一度手に取ったものを顔全体へなじませながら、目尻、おでこ、ほうれい線付近など、自分が気になるところを少し念入りに塗っています。
美容初心者だった頃の自分なら、
肌質の名前を完璧に判断することより、まず洗顔と保湿を続けながら、自分の鼻と頬を見てみる。
そこから始めます。
次に読んでほしい記事
夕方のテカリ・ベタつきが特に気になる方
関連記事▶50代男性の顔のテカリ対策|夕方にベタつく私が3日間測って見直したこと
実際に使っている化粧水の使用感を知りたい方
関連記事▶オルビス化粧水レビュー|50代男性がエッセンスローションを3年以上使った本音
スキンケア自体を何から始めればいいか分からない方



